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moon日曜日、久しぶりに2009年版エリザベートを見て
とても懐かしい気持ちになりました。
すでに7年も経っていますし、
当時を知らないファンも増えているでしょう。

超個人的な2009年エリザベート

超個人的なこととしては、わたしが結婚したのが2009年です。
Uターン就職していた静岡から関西に来て
宝塚大劇場に行きやすくなったー!と張り切っていた頃です。
専業主婦になったので暇を持て余していた時期でもあります。

月組『エリザベート』も平日に何度か行きました。
新型インフルエンザが流行っていた頃で、
団体のキャンセルが相次いでチケットが買いやすかったです。

当時わたしは越乃リュウさんと一色瑠加さんにハマっていて
フィナーレの群舞では二人ばかり見ていた記憶があります。
わたしがあさこさんのトートの印象が薄いと思っているのは
脇ばかり見ていたせいかもしれません。

カチャのエリザベート

2009年エリザベート最大の争点がカチャのエリザベートです。
たぶん最近ファンになった初心者の人たちは
なんでカチャがエリザベートをやっていたのか意味不明だと思いますが
当時から見ていた月組ファンのわたしも意味不明でした。

その頃のカチャは新人公演主演もしてませんでしたからね。
89期の首席だったので知っている人も多かったかもしれませんが
わたしはいま以上に浅いファンだったので全く知りませんでした。

たしか公式サイトのニュースに
「月組『エリザベート』について」みたいなタイトルで
「宙組 凪七瑠海に決定しました」と書いてあって
「誰それ?」と思ったものです。

ネットではカネコネだのなんだの叩かれていて
「これって誰が得するの…」と戸惑いました。

それでカチャが超絶に上手かったら納得もするでしょうが
「え、普通」みたいな感じだったので余計に戸惑いました。

そんなカチャもいまでは専科です。
しかし急転直下のトップ就任があっても驚かないかもしれません。

トップ娘役がいること

あともう一つ押さえておかないといけないのが
当時の月組にトップ娘役がいなかったことですね。
城咲あいさんと羽桜しずくさんがヒロインを分け合っていました。

わたしはあいちゃんのファンだったこともあって、
中途半端な扱いをされているのを見ていてつらかったです。
その後はトップ娘役がいるだけでありがたいと思っています。

トップ娘役がいないのにエリザベートをやったのか、
トップ娘役がいなかったからこそエリザベートをやったのか。

2005年の月組エリザベートも似たような状況でしたが
次期トップスターがエリザベートをやるのと、
他組の男役がエリザベートをやるのとでは全然違いますよね。

本当に謎多きエリザベートでした。

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