みっちゃんは「この21年間とても楽しかった」と言っていました。
21年ってすごく長いですよね。
その間ずっと宝塚にいたということに驚き、
自分の人生をも振り返りたくなりました。
みっちゃんの年齢
すでに退団したので年齢の話をします。
みっちゃんってまだ35歳ですよね?
わたしはことし33歳で、年齢は2つ下、学年は3つ下です。
みっちゃんと自分がそれほど年齢が変わらないとは思えなくて
わたしは21年間何をやってきたのかと本気で落ち込みました。
みっちゃんが宝塚音楽学校に入ったのは1996年です。
ことし初舞台を踏んだ102期生は1995年度生まれ~1998年度生まれなので、
みっちゃんが宝塚のキャリアを歩み出したときには
まだ生まれていない子たちも少なくないでしょう。
遅咲きのトップスターはもっとたくさんいたので
みっちゃんに限った話ではありませんが、
みっちゃんは自分にとって特にインパクトが強くて
いろいろなことを考えてしまいました。
みっちゃんとわたしの21年
だいたい1996年といえばダービースタリオン96の年じゃないですか。
わたしは当時中学1年生でダビスタばっかりやっていました。
みっちゃんが初舞台を踏んだ頃には中学3年生で、
ノバボサノバでドアボーイをやっていた頃には高校1年生で…と考えると
本当にまったく別の世界を生きていたのだと思います。
大学進学で京都に引っ越して宝塚を観に行き、
それほどハマったわけではないけれどときどき観に行く程度のファンになり、
みっちゃんをみっちゃんと認識したのは社会人1年生の2006年のときです。
本当どうでもいい話ばかりで恥ずかしくなってきました。
2016年、夫と子どもと暮らす、ごく平凡な主婦となっています。
みっちゃんに励まされる
みっちゃんはここから新たな道を踏み出すことになります。
わたしはもう30歳を過ぎたし、
これからもなんてことない日々を送るのだろうなぁと思っていましたが、
みっちゃんのことを考えたら
「わたしも世のため人のために何かできるのかもしれない」と思いました。
こんなファンとも呼べないようなわたしでも励まされているのですから
この世の中にみっちゃんから力をもらった人は数えきれないほどいるのでしょうね。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。