千秋楽映像を見て、男役・北翔海莉は
すでに過去の存在になってしまったのだなぁと思いました。
千秋楽翌日にみっちゃんの公式サイトがオープンしたものの
気持ちが付いていかないという方も多いかもしれません。
千秋楽とサヨナラショー
千秋楽ダイジェストでは『桜華に舞え』の核心部分も映っていました。
最期のシーンは映像でも胸に迫るものがありますね。
みっちゃんの立ち回りも少し映っていました。
あれを劇場で最初に見たときには衝撃を受けました。
本物の桐野利秋が乗り移ったのではないかと思うような動きでした。
『ロマンス!!』もみっちゃんらしい”レビウ”で良かったと思います。
光るドアに入っていくのは旅立ちにふさわしい演出でしたね。
サヨナラショーも早く全編見てみたいです。
みっちゃんと風ちゃんの『夢はひそかに』なんて
ちょっと流れただけなのに「二人の世界」という感じで
風ちゃんが本物のプリンセスに見えました。
『運命よ、今夜は女神らしく』もやっぱりいいですね。
ガイズを見たときの泣き笑いが思い出されます。
さやかさんと風ちゃんの挨拶
専科の方はあるときふと退団されることもありますが、
今回のさやかさんはほぼ星組という扱いだったと思います。
正直専科になるまでよく知らない存在だったのですが、
どっしりした存在感がたまりませんでした。
月組の『1789』もさやかさんがいてくれて良かったです。
カーテンコールでは
「おばあちゃん、お父さん、お母さん、ゆう、ありがとね」と言っていて、
わたしは一瞬「ゆうというのはお子さんかな?」と本気で思ってしまいました。
流れ的に弟や妹など身内の方だと思いますが、ちょっと面白かったです。
風ちゃんは胸がいっぱいでわけわからなくなっている様子で
とても可愛かったです。
「世界で一番幸せな恋をさせていただきました」なんて、
なかなか言えることではないですよ。
「これからもご迷惑でなければ好きでいさせてください」と
少女マンガのようなことを言っていました。
みっちゃんという才能
みっちゃんの退団記者会見の記事を見ました。
これからも世のため、人のため、そしてエンターテイナーの北翔海莉であり続けたいと思います。
みっちゃんとさやかさんが卒業したことにより、
これで84期が全員卒業したのだとか。
すでに多彩な活躍をしている84期ですが
みっちゃんという才能が宝塚から放たれて、
どのように楽しませてくれるのか期待がふくらむばかりです。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。