エリザベートは何度も見ている作品なので
どうしても過去のエリザベートと比べてしまいます。
宙組のエリザベートも良い点がたくさんありました。
今回はトートとエリザベートとルキーニについて。
まぁ様トートの繊細さ
まぁ様のトートはちゃんと見たくなるトートでした。
前にも書いたようにとても後ろの方の席なので
かなり長い時間オペラグラスをのぞいていましたが
特にトートを見ていました。
普段わたしは脇のほうが好きで、主役を見ることは少ないです。
しかしまぁ様のトートはどんな表情をしているのか、
どんなふうに演じているのが見たくなるトートでした。
すごく繊細に演じていますね。
特に少年ルドルフの「ネコを殺した~」のときのトートは
人によって表現がさまざまなので必見ポイントです。
ドン引きするトートや「やれやれ」というトートがいる中、
まぁ様は「ほう…」みたいな感じでした。
みりおんシシィ
エリザベートがトップ娘役で、しかも歌えるということが
こんなに素晴らしいことだとは思いませんでした。
何の引っ掛かりもなく観ることができました。
前回の記事でも書いたように、フランツがあまりに頼りないので
シシィも嫌になるだろうなぁと思ってしまいます。
エリザベートは幅広い年齢を演じることになりますが
みりおんシシィはどの年代も自然に感じられました。
注目すべきはバート・イシュルのシーンです。
ルキーニが転がしたオレンジを追いかける姿がとても素早く、
カープの菊池の守備を彷彿とさせました。
今回のエリザベートがまぁ様とみりおんにとって
お披露目でもサヨナラでもなかったのが良かったです。
良い意味で余裕が感じられましたし、
二人に未来があることがうれしいです。
愛ちゃんルキーニ
見たいところが多すぎて、
ルキーニまで見る余裕があまりありませんでした。
愛ちゃんのこと自体あまりよく知らなくて、
スカイステージで見る限り色白美人というイメージでした。
ルキーニの姿を見て
「愛ちゃんってこんな顔だっけ?」
と思ったぐらいギャップがあります。
ルキーニとしての違和感は全くありませんでした。
こんなに上手な子なのか!と驚いたぐらいです。
ルキーニの法則どおりトップになるのでしょうか。
いまのところあまりインパクトがないのですが
2番手になったら化けそうな可能性を感じました。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。