きのうに引き続き『時を奏でるスミレの花たち』感想です。
宝塚歌劇100周年といっても正直ピンと来ていませんでしたが
この公演を観て長い歴史があることを実感しました。
100周年トップスターの重責
あれだけのOGを前にしてパフォーマンスを見せる現役トップスター。
相当緊張したのではないでしょうか。
その反面、この上なく光栄なことでもあります。
100周年の瞬間にトップスターでいるなんて
狙ってもなれるものではないですからね。
「ドンブラコ」も面白かったですね。
ただの桃太郎だと思っていたのですが
すでに宝塚歌劇の形ができていたことがわかりました。
トップスターの意味
言うまでもなく出演者はトップスターばかり。
大先輩の中には制度が違った方もいるかもしれませんが
近年の出演者はすべてトップスターですね。
トップスターやトップ娘役になるということは
それだけ意味があることなのだなぁと感じました。
わたしは恥ずかしながら半分ぐらいしか顔と名前が一致せず
「この人が○○さんか!」と思いながら見ていました。
もっと勉強しないといけませんね。
大先輩のパフォーマンス
特に印象に残ったのが眞帆志ぶきさん。
登場した時には「大丈夫かな?」と心配になってしまいましたが
パフォーマンスに入ると雰囲気が一転。
生涯現役とはこういうことなのかと感動しました。
鳳蘭さんもいつも通りのインパクトある歌唱でした。
司会をしている真矢みきさんに対し
労わるコメントをしていたのも良かったですね。
このような大ベテランの皆さんを見て
「ただの宝塚ファンであるわたしも
ちゃんとした生き方をしないといけないなぁ」
と変な使命感を抱いてしまいました。
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読んでいただけるとうれしいです。