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cosmos宙組『神々の土地』感想のつづきです。
衝撃の冒頭シーンで、一気に心をつかまれました。
「話に付いていけるかな?」と不安だったのですが、
なんとなく理解できるようになっているので大丈夫です。

幕開けから引き込まれる

開幕アナウンスがないまま幕が開いたので「?」となっていたら、
突然の銃撃事件に面食らいました。
その後で沈痛な雰囲気の開幕アナウンスが入ります。

一瞬すぎて何が何だかわからなかったのですが、
理解できなくてもその後のストーリーでなんとなくわかるようになっています。

次のシーンは雷の演出がリアルですね。
雷が苦手な人には怖いんじゃないでしょうか。
あまりに光が点滅するので、懐かしのポケモン事件を思い出しました。
それほど長い時間ではないので、大丈夫だとは思いますが。

主人公であるまぁ様ドミトリーは外で狩りをしています。
意味ありげな農夫が出てきて、「何者だろう?」と思っていたのですが、
本当にただの農夫でした。
ちょっと『邪馬台国の風』の李淵を思い出してしまいました。

すっしぃさんがよかった

『神々の土地』はすっしぃさんのマリア皇太后がすばらしかったです。
きらきらしたネックレスもよくお似合いでした。

男役のすっしぃさんがやっているという先入観があったせいか、
最初しゃべりはじめたときは「男?」と思ってしまいました。

でも実際には男性っぽさもありつつ、
気高い皇太后という雰囲気がよく出ていたので、
すっしぃさんがやった甲斐はあったと思います。

宮廷側の全滅エンドを覚悟した終盤、
ニューヨークの場面に登場したマリア皇太后を見て、
ホッとしたのはわたしだけではないでしょう。

「この人死にそうにないな」という印象だったので、
生きていてくれてうれしかったです。

真風フェリックス対して「なにもかもお見通し」みたいなところが、
思春期の息子に対するお母さんみたいで和みます。

まるでREONのように?

主題歌の「帰らぬ大地に やがて来る春は」の部分、
『Dear Diamond!!』の「まるでREONのように~」のところに、
なんとなーく似ていませんか。
楽譜を見たら全然違うのかもしれませんが、なぜか思い出しました。

家で宙組初日映像を見ていたら、
夫も「まるでREONのように~」と歌い出したので、
我が家では「似ている」に2票入っています。

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