みっちゃんと風ちゃんのプレお披露目公演、
『大海賊』『Amourそれは・・・』の初回放送を見ました。
とても新トップスターとは思えない熟練ぶりですね。
すでに数年はトップスターを務めているかのようです。
みっちゃんのベテラン感
すでに研18だったのでベテランであることは間違いありません。
といってもトップスターとしては初の公演のはずです。
特にショーの主演は一部の例外を除き、トップスターの特権です。
それまで主演経験豊富な生徒であっても、
トップスターになってからのショー1作目はどことなく初々しいものです。
みっちゃんは全然ぎこちなさがないですね!
岡田先生の作品というだけあって、みっちゃんにマッチしています。
しかし、1年後のいま観ているからそんな気がするのかもしれません。
最後の大羽根に感動した人も多いことでしょう。
本当にトップスターになれてよかったですね。
十輝いりすさんの存在感
「まさこさん」こと十輝いりすさんがカッコいいですね!
こんな長身の男らしい男役は少なくなってきたような気がします。
今後まさこさん並の下級生が出てくることに期待したいです。
スカピンをやることになったいまとなっては
まさこさんのロベスピエールが見たかった!と思っています。
ルックスは文句ありませんよね。
ちょっと間抜けなところも持ち味にあっています。
バルコニーにオペラグラスをロックオンしていたことでしょう。
最後のパレード、ことちゃんが羽根を背負って降りてきて
「ことちゃんが2番手格か~」なんて思っていたら
次にまさこさんが降りてきてびっくりしました。
全国ツアーではじめて宝塚を見る人にとって
「あの人本当に男みたい!」と思わせる、貴重な存在でした。
たまきちお披露目に思いを馳せる
たまきちもどことなくベテラン感のある男役ですが、
さすがにトップ就任時のみっちゃんと比べると若いです。
みっちゃんが就任時研18、たまきちは研9ですからね。
みっちゃんが研9というと『暁のローマ』のころです。
わたしが月組を初めて見た公演なので思い出深いです。
「きりやんと一緒に漫才していた人」という認識でした。
たまきちのように若くしてトップスターになるのも、
みっちゃんのように経験を積んでトップスターになるのも、
一長一短だと思います。
ぜひとも長所を生かしてほしいものです。
お知らせ
わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。