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snow雪組『幕末太陽傳/Dramatic “S”!』千秋楽の映像を見ました。
ちぎみゆコンビの絆をまざまざと見せつけられた思いです。
ほかの退団者のみなさんも晴れやかな表情をしていて、
いい千秋楽だったのではないでしょうか。

千秋楽のようす

まずはちぎちゃんの入りの様子が映し出されました。
赤べこみこし、すごいですね。
「首が飛んでも動いてみせる」みたいなことを言っていて
「何事?」と思ってしまいましたが、
劇中でそういう台詞があるんですね。

ダイジェスト映像も長めだった気がします。
この組にあーさが入るのか…と思いながら見ていました。

『Dramatic “S”!』は見どころが多いショーですね。
ダンスロマネスクの衣装が良い感じです。
103期のラインダンスもアクロバティックで印象的です。
絆のシーンの全貌も見えました。

サヨナラショーは『ルパン三世』からはじまりました。
『星逢一夜』や『るろうに剣心』など、
ちぎちゃんがトップスターになってからの軌跡が見てとれました。
サインが浮かび上がるお約束のセットもありました。

退団者の挨拶

出てくる退団者がみんな重要人物という感じで、
ちょっと心配になります。

中でも印象的だったのは大ちゃんの挨拶。
「想像以上につらくて苦しくて最高に楽しい場所でした」
という一文に、宝塚人生が凝縮されているようでした。

並んだときに大ちゃんだけひときわ大きいのも面白かったです。
4歳の娘が大ちゃんを「この人かっこいい」と言っていました。

みゆちゃんは泣くだろうなーと思っていたのですが、
涙を流しながらも笑顔だったのがとてもすてきでした。
「わたくしの原点である月組」という言葉も聞けて、
月組ファンとしてうれしくなってしまいました。

ちぎちゃんは名前を呼ばれて「は~~~い」とお返事。
同期のお花渡しは専科のコマちゃんでした。
「どんなときでもついてきてくれた咲妃」と言っている間も、
ちぎちゃんをまっすぐ見つめているみゆちゃんがよかったです。

「目が二つじゃ足りないぐらいの光景」と言っていましたが、
どんな光景なのでしょう。

「望海率いる雪組をどうぞよろしくお願いします」と、
次期トップスターのPRもしっかりしていました。

ラストはお約束の「きずな! きずな!」です。
次回からもやるのかどうか、気になります。

ちぎみゆの夫婦漫才

カーテンコールで2人そろって出てきたちぎみゆ。
あまりにかわいいやり取りだったので、メモしておきます。

ちぎ「わたしばっかりしゃべってるから、どうぞ」
みゆ「はっ」
ちぎ「以上ですか?」
一同「(笑)」
みゆ「わたしの愛する人のイニシャルはSです。早霧せいなさんです」
ちぎ「ありがとうございまーす」
ちぎ「二人で卒業することができて幸せです」
ちぎ「いやだと言ってもついてきた咲妃」
ちぎ「あとで怒られそうです」
二人「せーの、ありがとうございました」

こんな書き起こしでは伝わらないほど絶妙なやり取りで、
「夫婦漫才かな?」と思ってしまいました。

そんなことを思っていたら、ちぎちゃんが終演後のインタビューで、
「卒業後の人生でも夫婦漫才しようねと言っている」と話していて、
「やっぱりあれば夫婦漫才だったのか!」と笑いました。

こんなふたりのコンビも東京公演を残すばかり。
最後の日までちぎみゆ伝説を残してくれることでしょう。

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