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starみっちゃんと風ちゃんの相性の良さを見るにつけ
よくこの時期にこんな逸材がいたものだと感動します。
少しでも時期がずれていたら組めなかったこのコンビ。
わずか3作でも大きなインパクトを残してくれました。

『桜華に舞え』の風ちゃん

風ちゃんは大恋愛で終わりたいと言っていたそうですが
『桜華に舞え』はそういう感じではないですね。
みっちゃんのいうとおり、心だけで結ばれる関係でした。

途中、みっちゃん利秋と風ちゃん吹優の間に
ちょっとしたすれ違いが生じます。

べにー演じる隼太郎との関係もそうですが、
わりと宝塚の王道っぽいストーリーなんですよね。
「奇をてらわず、こういう話をやってくれたらいいのに~」
というような作品です。

ラストの吹優とスガのシーンも良かったですね。
全てを包み込むような吹優の表情がたまりません。

『ロマンス!!』の風ちゃん

『ロマンス!!』は風ちゃんのプロローグからはじまります。
風ちゃんもみっちゃん同様、近代的なショーよりも
こうしたレビウがよく似合うようが気がします。

歌が上手いというのが何よりいいですよね。
安心して見ていられます。

初恋のシーンなんかはみちふうならではですね。
おとなしいシーンなので気を抜くと眠くなりますが、
そんな心地よい気分で見るのがいい場面です。

みちふうコンビの奇跡

みちふうは奇跡みたいなコンビだったと思います。
お互いの色がよく似ているんですよね。

最初は違和感のあるコンビでも徐々になじんできますが、
みちふうは最初から相性ばっちりでした。

トップ娘役の人事は男役人事以上に不可解なことが起こるので
たとえ有力候補でもトップ娘役になれないことも多いです。

風ちゃんにしても、みっちゃん相手じゃなかったら
トップ娘役になったかどうかわかりませんし、
別の相手だったら違和感があったかもしれません。

風ちゃんがみっちゃんを好きな気持ちが伝わってくるのが良いです。
短期間で退団してしまうのは寂しいですが、
惜しまれてやめるぐらいがちょうどいい気もします。

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