※当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます

moonタカラヅカニュースの放送日がいまだによく判っていなくて
東京千秋楽は火曜日に初放送するような気がしていましたが、
月曜日に放送されました。
気合い入りまくりのまさおがカッコよかったです。

まさおの最後のあいさつ

千秋楽を見に行った人のTwitterだと
「龍真咲は結婚できませんでした」というネタも出たそうで
「こりゃ放送されないだろうなー」と思っていたら案の定でした。
そのシーンも見たかったですけどね。

千秋楽ではそう言っておきながら、
すぐに結婚したらそれはそれでまさおらしいと思います。

「命をかけて走り続けて、いまここにたどり着きました」
というはじまりのフレーズがとても良かったですね。
本当に命をかけていたのだろうと納得してしまいます。

宝塚の千秋楽のときにも思ったのですが、間のとり方が絶妙です。

宝塚大劇場の阪急交通社の貸切公演のインタビューで、
まさおは完璧なぶりっ子キャラを見せてくれました。

その延長線上で、千秋楽キャラも作っているような気がします。
好き勝手やっているようで、
実はお客様のことを一番に考えているのだろうと感じました。

新トップコンビへの配慮がすごい

カーテンコールでちゃぴを呼んだまさお。
「いままでありがとう」とか「感情のふたを外そう」と言われて
何も言えなくなっているちゃぴがかわいかったです。

「ショーの前にもふたを外されて、しめたのですが、ずれました」
というちゃぴの言葉も、全然喋れなかった初期のころを思うと格段の進歩です。
トップ娘役として歩んできた道のりを感じました。

続いてまさおは「たまきー」とたまきちを呼びました。
「みなさん、わたしはもう卒業しました。
これからはこの若い二人が、月組を担って、
素晴らしい組を作ってくれると思います」

もうね、すごいですよね。
ちゃぴが同時退団じゃなかったことや、
たまきちが若すぎるトップ就任であることで
なんやかんや言われていることに気付いているのでしょう。

そんなネガティブな見方をまさお自ら吹き飛ばしていくなんて
素晴らしい去り際です。

とってもいい日

泣きそうになるたまきちに対して
「しっかりしろ! 泣くな!」
と檄を飛ばす姿ももう見られないのだと思うと寂しいです。

「きょうはとってもいい日でした」
の一言が、すべてを物語っているように思いました。

その日はもう終わってしまって、
まさおはすでに過去のトップスターになっています。

果たして次にまさおを見るときにはどんな姿になっているのか、
今後の活躍も楽しみなキャラクターです。

お知らせ

わたしの小説家デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が新潮社から3/17に発売されます!
滋賀県大津市が舞台の作品で、西武大津店やミシガンが登場します。
読んでいただけるとうれしいです。